道後温泉2050ビジョン
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上人坂)街店商(り通ラカイハ後道26■ 歴史的温泉施設郡第四の外湯『道後斎戒沐浴の湯』 整備計画概要(案)4-4. 重点プロジェクト(3)第4の外湯 「道後斎戒沐浴 の湯」の建設(つづき)さいかいもくよくさいかいもくよく[写真4-1]計画想定地付近の現況[写真4-2]斉明天皇行幸の伝承が記された金剛の滝由来の碑文[写真4-3]金剛の滝由来が刻まれた碑(宝厳寺敷地内に現存)道後温泉駅ひみつジャナイ基地道後温泉本館上人坂宝厳寺宝厳寺注)本内容は関係行政庁及び地権者への事前説明・合意を踏まえたものではないため、今後具体的な検討を行うに当たっては広く関係者の事前合意を得る必要があります。道後温泉2050ビジョンDOGO 2050 VISION | 禁無断複製 | 2023 道後誇れるまちづくり推進協議会© 斎戒沐浴の湯計画候補地① 歴史的空間整備  歴史の中にこそ道後ブランド力強化のカギがある。保存修理工事が完了した「道② 復元テーマ    「斎戒(さいかい)」とは湯治的な要素も含め、浴衣を帯びて湯水で髪や体を洗③ 場  所 ④ 規模等 ⑤ 運営方法 ⑥ 料金イメージ 20分 2,000円 後温泉本館」「飛鳥乃湯泉」「椿の湯」と連携し、日本最古の温泉地であるというブランド価値をさらに強化するため、斉明天皇来浴の史実に基づいた「第4の外湯」を宝厳寺に至る<上人坂>の再生と連動させて建設する。い心の内なるもの清め去ることをいう。古くは神話の時代にまで由来を遡ることができ(白鷺伝説、伊予風土記)天皇や聖徳太子来浴の伝えもある道後温泉は、このような意味で心身両面を洗い清める場という意味合いが他の温泉地と比べ圧倒的に強く、きちんと整えられた場で心を鎮めてその湯に浴することは、ただ温泉に入る以上の体験価値を生むだろう。このような体験にふさわしい場として、斉明天皇来浴の伝を伝える「金剛の滝」碑[写真4-2, 4-3]が存し、手前の上人坂と奥の寺院・里山の自然に挟まれた聖と俗の境目ともいえる宝厳寺付近(奥谷)の地を選び、斉明天皇斎戒沐浴の史実を復元体験する。沐浴・入浴以外にもプライベートな空間で道後の歴史文化を体感できる場として、今後増加する欧米エリアのお客様(裸での公衆浴場入浴に抵抗を感じる層が多い)などもターゲットとして想定した施設・環境整備を行いたい。道後奥谷 宝厳寺門前 ひみつジャナイ基地周辺(砂防地域外)沐 浴ブース・更衣室 男女各5 ラウンジ公設・指定管理4.道後温泉2050ビジョンの政策体系と施策内容

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