道後温泉2050ビジョンDOGO 2050 VISION | 禁無断複製 | 2023 道後誇れるまちづくり推進協議会© 27■ プロジェクト① 道後公園湯築城跡活用による現代湯治プログラム 概要■ プロジェクト② 「道後温泉 イマドキの湯治の旅」との連携 概要4-5. 重点プロジェクト(4)温泉浴と森林浴のマリアージュ(道後公園湯築城跡の活用による現代湯治)① 現状・必要 性等 ② 主な内容 ③ ハード整備 ④ ソフト整備 ④ 提供価値・効果 ⑤ 運営等 ① 現状・必要 性等 ② 主な内容 ③ ハード整備 (特になし)④ ソフト整備 ⑤ 提供価値 ⑥ 運営等 *本プログラムは藤目節夫 愛媛大学名誉教授のアイデアに基づいて検討・整理したものである。 道後温泉は都市型温泉郷であるため、グリーンインフラの不足が課題といわれている。温泉街の後背地には山林があり、まちのエントランスには道後公園湯築城跡があるものの折角の資源が活用されていないため、温泉浴と相乗効果のある森林浴の場として活用整備を行う。 「身体のケア中心の温泉浴」と「心のケア中心の森林浴」 を結びつけ、身体と心のケアが同時にできる新しい温泉浴と森林浴のマリアージュ・プログラムを開発し、連泊需要創出にもつながるの新しい体験価値を生み出す。 道後公園内でのルート整備(ベンチ設置、植栽整備等) *同園は史跡として国(文化庁)の指定を受けており、現状のままでは新規の植樹許可は受けられないが、今後遺跡に悪影響を与えない形での植樹のあり方(例:盛土の活用や指定区域の縮小等)についてまち協を中心に検討・議論を深め現実的に可能な方法を模索していく必要がある。 (1)展望台へのルートや園内主要スポット(東グラウンド、武家屋敷跡等)での過ごし方(森林セラピー)に関する多言語音声ガイド(スマートフォン利用) (2)シューズ、シート等の貸出サービス 森林環境が五感を通して心身に適切な刺激を与えて自律神経機能をよいバランスへと 変動させ心身を癒す効果をもたらし、温泉効果の<3つの「養」>(休養 +保養+療養)とのシナジーで日々への感謝や満足、適切な自己肯定感を与えてくれる。整備・運営主体、料金設定等については要検討 道後温泉旅館協同組合では、ただ温泉につかるだけでなく、旅館ホテルに在籍する公的認定を受けた「温泉入浴指導員」や「健康指導士」のアドバイスに基づき、自身に合った入浴プログラムで本格的な「湯治」を楽しんでもらう連泊型「イマドキの湯治の旅」プログラム(https://www.dogo.or.jp/pc/toji/#toji01)を展開している。 湯につかり体と心を癒しリフレッシュするだけではなく、その土地の食材やグルメ、自然や神社仏閣や史跡や文化などに触れ楽しむことができる温泉浴と森林浴の組み合わせによる短期滞在型湯治プログラムを提供する。 (1)各旅館ホテル又は外湯施設において有資格者(温泉入浴指導員・健康指導士)がお客様に最適な入浴・森林浴プログラムを提案 (2) 各旅館ホテルにて貸出用ウォーキングシューズ等を貸出 (3) 周辺森林浴マップ(印刷版及びデジタル版)の作成・配布 ストレス過多に陥っている来訪者を心身ともに癒す既存の湯治プログラムに森林浴を組み合わせることで、新たな現代版「湯治」体験を提供することができる。。整備・運営主体、料金設定等については要検討4.道後温泉2050ビジョンの政策体系と施策内容
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