道後温泉2050ビジョン
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道後温泉2050ビジョンDOGO 2050 VISION | 禁無断複製 | 2023 道後誇れるまちづくり推進協議会© 35■持続可能な温泉文化の継承と地域共生への取組み4-9. 重点プロジェクト(8)SDGs・ゼロカーボン温泉地プロジェクトの推進① 現 状    道後温泉は聖徳太子の時代から受け継がれている持続可能な温泉地を「今まで通り」続② 具体的施策   ・地域の財産「温泉」を使った現代湯治を提唱する宿泊体験 けていく。環境対策にはこれまでも地域ぐるみで積極的に取り組んできた実績があるが、今後は一層高まっていく地球環境配慮への社会的要請や先進的な環境対策技術の普及状況も踏まえたSDGs推進へのさまざまな取組を持続・拡大するとともに、そのメッセージを社会に向けて積極的発信し、持続可能な温泉観光地としての「道後ブランド」の強化とマーケティングに地域の経営資源として活用していくべきである。・愛媛県の伝統工芸を取り入れた意匠やデザイン性の高い建築 ・ペットボトルの全廃 ・省エネ・フードロス削減、ローコストオペレーションへの取り組み ・最先端の技術を導入した宿の運営 ・設備更新時期に合せた設備システムの見直しや 高効率機器導入によるエネルギー消費抑制(例:個別空調、LED照明等) ・カードキー連動スイッチによる客室入退室時節電 ・宿泊予約数増減に応じた分湯場からの配湯調整(休止・給湯手続き)を節湯に繋げる ・太陽光発電パネル設置等による再生可能エネルギーの有効活用 ・節水型の衛生設備(トイレ、シャワーヘッド等)の導入促進 ・食材の地産地消による食料自給率向上に繋がる取り組み ・予約時のアレルギー確認等を徹底し、  作り過ぎない・食べ残さないフードロス削減の取組み ・エシカルな消費活動への意識の高い層へのアピール、マーケティング推進 ・廃油をバイオディーゼル燃料として活用する「道後油田化プロジェクト」推進 ・地域事業者及び住民への啓発活動で理解・共感と生産性向上への意識を高める 等4.道後温泉2050ビジョンの政策体系と施策内容

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