4道後温泉2050ビジョンDOGO 2050 VISION | 禁無断複製 | 2023 道後誇れるまちづくり推進協議会© 道後温泉 2050ビジョン1-3. 本ビジョンの前提となる認識(2050年の事業環境)1-4. 本報告書の構成1. 道後温泉2050ビジョン 策定の主旨2. 松山道後を取り巻く 環境変化と観光の現状3. 道後温泉2050ビジョンの 目指すべき将来像4. 道後温泉2050ビジョンの政策体系と施策内容[図1-4]日本の人口推移動向と将来推計 1950-2070(出典:厚生労働省「将来推計人口(R5年度)の概要」)[図1-5]本報告書の全体像2020年総人口 :12,615万人15〜64歳人口:7,500万人高齢化率:28.6%2050年総人口 :10,468万人15〜64歳人口:5,500万人高齢化率:37.1%• 策定の背景と位置づけ• 策定主体について• 策定の前提• 道後温泉の特色• これまでのまちづくり• 観光・宿泊産業の現状• ビジョン策定の全体的枠組み• 地域の課題解決の基本的方向性の確認• ブランディング/マーケティングの考え方• 10の具体的施策• まとめSDGsやウェルネス等への社会的関心・要請の一般化 国際的及び国内地域間の観光地間競争の激化 等持続可能なまちづくりの担い手と財源の確保 湯量の確保 等2050年の道後のあるべき姿・なりたい姿を展望するにあたり、本ビジョンでは2050年時点の観光まちづくり事業をとりまく環境与件として以下のような状況を想定した検討・整理をおこなった。これらの条件はあくまで現在の動向に基づく推定によるものであるため随時実情に合わせた検証・見直しを要することは言うまでもないが、今後の取組みを推進していくうえでの前提(※⑤⑥に関しては目標値)として関係者間で共通認識とすべき重要な項目として列挙する。① 世界総人口 ………………………97億人(2020年から17億人増)② 日本の総人口 ……………………10,500万人(2020年から2,100万人減) [図1-4]③ 日本の高齢化率 …………………37.1%(2020年から約9%上昇)[図1-4]④ 松山市総人口 ……………………42.2万人(2020年から約9万人[17%]減)⑤ 愛媛県総人口 ……………………94.5万人(2020年から39万人[29%]減)⑥ 道後温泉宿泊者数 ………………80万人・泊/年⑦ インバウンド比率 ………………50%(うちアジア圏 66%・欧米豪ほか34%)⑧ 主な社会経済潮流 ……………… DXの深化・浸透・全領域化、 ⑨ 都市・地域的問題 ……………… 平成初期以前のインフラや建築物の陳腐化・老朽化 本報告書では、次章(第2章)で本ビジョンの背景となっている道後地域まちづくりのこれまでの経緯や関連する社会経済環境の変化について整理し、その内容を踏まえて続く第3章で全体的な方向性を明確にし、最後にその方向性に基づく具体的施策の概要を第4章としてまとめた[図1-5]。1. ビジョン策定の主旨
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