
1月23日(木)、古湧園遥にて「伊予松山道後歴史講座」第二回”中世編”(平城京から平安京、奈良から京都遷都後)が開催されました。
第一回に続き、道後持田町松山兎月庵(とげつあん)文化博物館 館長 小椋浩介氏をお招きし、道後の中世の歴史についての勉強会を実施しました。
昨年7月に道後温泉本館が全館営業再開となり、インバウンド客が増えるに従い道後の歴史について問い合わせの機会が増えることとなりました。
旅館組合のフロントを中心としたスタッフに真正の歴史(道後)を知り、正確に観光客に説明するための勉強会です。
当日は、道後温泉旅館協同組合、誇れるまちづくり協議会、道後温泉事務所 あわせて40名が熱心に受講されました。
今回は、①律令国家・大和朝廷から武家への政権移行について②平安末期~鎌倉時代の河野氏の関わりと伊予国道後③南北朝における道後④室町期の道後及び道後郡官衛(菊ヶ森城等)
⑤大友氏より河野氏に伝わる鉄砲伝来について をテーマとして重点的に講義いただきました。
令和6年度の勉強会を俯瞰しながら、新しいテーマを交え講座を進めていきました。
次回(2月13日)が最終の第3回勉強会となります。