11月11日（木）、道後公園グラウンドにて「第6回 道後温泉周辺地区合同防災訓練」を開催しました。
　
雨天の中、今回の主要訓練テーマである「全天候型訓練」「アマチュア無線機による安否確認」「実災害に即した訓練」を実施することができました。
危機意識の高まりに伴い、天候が悪い中でも、総数153名の参加者による大規模な訓練となりました。
　
道後グラウンドでの参加者への体験訓練として、各ブースでの
①消火器取り扱い
②簡易担架作成、搬送
③煙体験
④非常食展示・発電機デモ
を体験いただきました。
残念ながら、「簡易担架作成、搬送」については、悪天候の元、グラウンドがぬかるんでいたため実施できませんでした。
　
また、今回の訓練では、結果的に「全天候型訓練」として悪天候時に災害が起こった場合のモデル訓練となりました。
　
「アマチュア無線機による安否訓練」では、山の手ホテルに負傷者が発生したことを山の手ホテルのアマチュア無線担当者から各旅館アマチュア無線資格者に連絡し、また、被災がない旅館の社員が山の手ホテルに応援に駆け付ける「実災害に即した訓練」も同時に実施いたしました。
さらに、負傷者の道後公園までの搬送には、道後の人力車にお願いし、観光地ならではをアピールいたしました。
　　
通常、晴天を前提に実施される防災訓練ではありますが、雨の中で実施することにより、より現実に近い状況で行なうこととなり、緊迫感のある訓練となりました。