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2021年11月27日 ニュース

11月26日、「第6回連携型 事業継続力強化計画(BCP)」の策定支援セミナーが開催されました

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11月26日、道後古湧園遥にて、道後温泉旅館協同組合主催による「第6回連携型 事業継続力強化計画(BCP)」の策定支援セミナーが開催されました。
 
今回は、連携型の最終回として事務局が組合の連携型策定(案)を発表し、それについて参加者でディスカッションする形式を取りました。
 
現在、道後温泉旅館組合は、29事業所33ホテル・旅館があり、その連携をまとめる組合が本部となり、震度5強以上で、BCPが発動されます。
その際の災害対策本部の立ち上げ方、また、災害時は、携帯電話が使えなくなるので、アマチュア無線機を使った全旅館への双方向の通信・伝達方法の取り決め、協力事業者をまとめたものを発表しました。
 
今回、特に他の連携型BCP事業所との違いを強調するものとして、アマチュア無線を使った双方向通信があります。
道後温泉旅館組合は、国家資格である4級アマチュア無線資格者が20名在籍しております。
それを使って防災訓練にも活用、緊急時の対応訓練を重ねております。
 
また、災害時には、トイレットペーパーや紙おむつ、不織布マスク等の不足が予想されますが、組合備蓄だけでは、間に合いませんので、それを生産する県内紙関連産業との連携、災害発生時には、資金繰りの問題が出てきますので道後の取引銀行との連携等、速やかに事業を再開していくために必要なことが色々と議論に上がりました。
これらを修正して、連携事業継続力強化計画の申請を行います。
 
最後に、中小企業アドバイザーの児玉武志先生からの総評として、「この連携型申請は、日本の中の宿泊業の組合としては道後温泉旅館協同組合が初めてではないでしょうか、また、緊急時の通信手段としてアマチュア無線を活用するところは、これも初めてでしょう、期待しています」との励ましの言葉をいただきました。