イベント・ニュース

2014年04月09日イベント

「道後オンセナート 2014」4月10日グランドオープン！！

2013年12月にプレオープンした「道後オンセナート 2014」が、2014年4月10日にグランドオープンいたします。
2014年の年末のフィナーレまで、常設型の作品と季節ごとのイベントを組み合わせて展開される予定です。

総合プロデュースは、東京・青山で複合文化施設を運営する、スパイラル / 株式会社ワコールアートセンターが担当します。

「道後オンセナート2014」の全体概要はこちらご覧ください。

グランドオープン概要

HOTEL HORIZONTAL 追加オープン

すでにプレオープンから5つのホテルで展開中のHOTEL HORIZONTALが新たに4つのホテルでオープンします。
道後プリンスホテル、道後やや、ふなや、ホテルルナパークの4つのホテルの一部屋をアーティストが空間演出します。
実際にその部屋に宿泊できるほか、見学も可能です。詳細は各ホテルにお問合せください。

参加ホテルとアーティスト	谷尻誠 × 道後プリンスホテルジャン=リュック・ヴィルムート × 道後やや葉山有樹 × ふなや KIKI × ホテルルナパーク

霧の彫刻 / 中谷芙二子

道後温泉本館の北面ファサード全面に、本館の各階から霧の滝を落とし本館を包み込みます。その後、時間経過とともに地表にあふれた霧が商店街へと流れ、本館が勇壮に出現していく幻想的な風景を演出します。霧は、毎時定刻に約10分間ノズルから噴出して本館を覆います。また、7月20日にはアートパレードの舞台にもなります。

展示期間	2014年4月10日～12月31日（通年展示）
展示場所	道後温泉本館北面ファサード
展示時間	9時から21時まで、2時間おきに15分から3分間ほど出現。（※湿度が高いとき、強風のときなど条件によって霧が出ない可能性がございますので、予めご了承ください。）

「外観プロジェクション」/ ライゾマティクス

先端的なメディアテクノロジーを駆使するクリエイティブ集団ライゾマティクスが、道後温泉のシンボル、明治27 年改築の重要文化財、道後温泉本館に着目し、道後の夜を舞台に「光のアート」を繰り広げます。ライゾマティクスは、アートとエンタテイメントの境界を横断する数多くのプロジェクトで世界的に知られているクリエイティブ集団です。道後オンセナートでは、日本最古の温泉と最先端メディアアートの融合、過去と未来の華麗なミキシングを実現します。
道後温泉本館の南側の建物の形状に合わせて、映像を自在に投影（プロジェクションマッピング）するイベントです。

展示期間	2014年4月10日～4月13日（4日間）
展示場所	道後温泉本館　南面ファサードとその周辺
展示時間	19:00～（予定）

「霊湯大発見- Discovery Magic Onsen D – P」/ ワン・ジュンジェ

姉妹連携関係にある道後温泉と台湾の新北投温泉（しん・ぺいとうおんせん）をつなぐ記念プロジェクトとして、商店街を舞台に両温泉の歴史やつながりを遡る架空の物語を展開します。
道後温泉入口から、本館に向かってのストリート沿いには、物語を楽しげに演出する広告バナーを掲示、また、本プロジェクトのために特別に使用する商店街内の旧店舗では、ふたつの温泉の連携をインスタレーションで表現し、物語の奥へと人々を誘います。

展示期間	2014年4月10日～12月31日（通年展示）
展示場所	スナック椿跡、商店街
展示時間	10:00 ～ 18:00

「People’s Projections」 / スティーヴン・ムシン

作家の制作の根本にある、持続的な未来の姿（ 1000 年先の温泉像など）と、そこにいたるための創造的で面白いアイディアを、市民へのインタビューを基に生みだし、そこから得られた物語を大きな影絵として市内数カ所で展示します。

＜インタビュー内容＞
街の物語のヒアリング、題材となる影絵の物語の共同開発
＜インタビュー実施時期＞
2014年3月30日前後を想定。
＜作家の道後滞在期間＞
2014年3月31日～4月11日

展示期間	2014年4月10日～12月31日（通年展示）
展示場所	市内各所（作家の来日時に決定）
展示時間	18:00～

「Maze」 / リリアン・ブルジェア

鷺( さぎ) 伝説にはじまる道後の古い歴史物語を立体化し、道後温泉・椿の湯の壁面にレリーフとして表現する彫刻作品。
彫刻が壁からせり出し不可思議な感覚を生じさせるとともに、伝説に本来なら登場しない動植物が周囲を囲み、ユニークな空想物語を提示します。
また、彫刻には細い管によって水が流れ、道後温泉が水の豊かさによって成り立っていることを体感して頂けます。

展示期間	2014年4月10日～12月31日（通年展示）
展示場所	椿の湯
展示時間	終日

「石段の記憶」 / 鈴木太朗

インタラクティブな照明による、質感の増幅をテーマとした空間演出。展示場所は伊佐爾波神社にある石の階段です。
階段を上がると左右に設置された照明が点灯します。真横からの鋭い照明の光により、階段独特の岩の表情を暗闇に浮かび上がらせます。反応した光は点灯後徐々に暗転。人がそこにいた痕跡が光の陰影として石に残され、時間とともにゆるやかに消えていきます。伝統ある伊佐爾波神社にふさわしい、日本の風土に合った光の演出を施します。

展示期間	2014年4月10日～12月31日（通年展示）
展示場所	伊佐爾波神社石階段
展示時間	18:00～21:00（予定）

「詠風庭あかり物語」/ 石川智一

六義園の庭園ライトアップなどでも定評のあるカラーキネティクス・ジャパン株式会社のデザイナーが、寛永年間から続く旅館「ふなや」の緑豊かな庭園に照明演出を施します。

展示期間	2014年3月19日～
展示場所	ふなや
展示時間	18:00～21:30(季節により日没時間が変わります)
見学料	800円（税込）

アートパレード

『道後 BONE おどり』+『 LIVE BONE× 道後温泉本館 × 霧の彫刻』
パフォーマンスは2部構成。地元の子どもたちがパレードに参加する『道後 BONE おどり』と、霧の彫刻で彩られた道後温泉本館を舞台に森山開次がオリジナルパフォーマンス『LIVE BONE』を行います。
『LIVE BONE』は森山開次( 出演・振付)、ひびのこづえ( 衣装 )、川瀬浩介( 音楽) によるパフォーマンス作品。