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2020年04月14日 ニュース

第二十九回 道後温泉俳句まつり 当選句発表

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応募総数88句から、井上雨道先生(松山市在住・松山連句協会 会長)に選句いただいた、道後温泉にちなんだ優れた句を発表いたします。
なお、特選に選ばれた方には賞金3万円、秀逸に選ばれた3名には賞金1万円、入選の5名には記念品を贈呈させていただきました。
皆様おめでとうございます。

特選(一句)

ふるさとや 道後火の鳥 寒月夜
山口 勇(68歳 兵庫県)

秀選(三句)

飛鳥乃湯泉 庭の湯煙 冬燈し
小田 とし子(59歳 愛知県)
年始め 平癒をねがふ 玉の石
秦 直子(64歳 愛媛県)
漱石の 時代を馳せる 初湯かな 
牧 かず子(62歳 愛媛

入選(五句)

吾輩の 足跡皿に 漱石忌
米田 正弘(66歳 愛知県)
風は春 湯の香まとひて ネオン坂 
渡部 秀美(60歳 愛媛県)
初旅や 神の湯のみな 恵比寿顔
杉野 圭志(47歳 愛媛県)
マドンナに 湯気も春めく 飛鳥乃湯泉 
近藤 佐久枝(74歳 広島県)
湯げた橋 楚々と令和の 初明り 
冨田 督子(78歳 愛媛県)

※応募の際、「秀逸五句」「入選十句」とさせていただいておりましたが、今回につきまして相当する句は「秀逸三句」「入選五句」となりました。どうぞご了承ください。