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2024年02月16日 ニュース

2月15日、「伊予松山道後歴史講座」第3回”近世編 安土桃山~昭和時代”が開催されました

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2月14日(木)、大和屋本店にて「伊予松山道後歴史講座」第3回”近世編 安土桃山~昭和時代”が開催されました。
道後持田町松山兎月庵(とげつあん)文化歴史館 館長、小椋浩介氏をお招きし、道後の近世からの歴史勉強会を実施しました。
 
今年、7月11日に道後温泉本館 全館営業再開を迎え、観光客(インバウンド客)の大幅な増加が見込まれることから、この3回の勉強会を通じて 道後の真正の歴史を道後の関係者全員が理解し、その内容を観光客に説明できるようにするための勉強会として開催しました。
 
当日は、道後温泉旅館協同組合、誇れるまちづくり協議会あわせて47人が熱心に受講しました。
今回は、
①道後の温泉財産特区としての位置付けや松山藩の関わり、宝永地震後の湯の町及び経済復興
②江戸時代享保から嘉永期
 湯治場及び養生に関する温泉と遊娼館の形成について(伊予湯下駄)・(増田記)等の古文書による道後温泉場
 江戸時代後期の道後温泉本館の略図及び外観写真
③明治維新前後~道後温泉本館建築の詳細、道後村管理による温泉管理(道後湯之町営遺物温泉湯条例他)昭和南海地震後の修復及び再掘削
 経済振興、昭和41年財産区廃止までの経緯(愛媛新聞他資料)
④稀代の歴史観光地としての道後と100年先の展望
 
今回は、受講者全員に身近な”道後温泉まつり”の誕生、初子祭の由来等、親しみのあるトピックスもあり、 終始和やかな雰囲気での勉強会となりました。
今年度の歴史勉強会は今日で終了となりますが、来年度は、内容を一新(深堀り)しながら歴史講座を続けてまいります。